業務用エアコンの内部洗浄の必要性
地元世田谷区を中心にハウスクリーニングを行なっている
ハピネスクリーン服部です!
秋といえば・・・
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色々ありますが
私の中ではお祭りの「秋」です!
この時期は地元のお祭りシーズンなんです!
毎週のようにどこかのお神輿を担いで楽しんでおります!
コロナ禍もあけ
楽しいお祭りを後世に残していきたいですね!
今日は前回の続き
業務用エアコン内部洗浄について第2段です!
業務用エアコンの内部洗浄の必要性について
前回の記事では、店舗や施設における業務用エアコンの内部洗浄が重要である理由を概説しました。今回は、さらに詳しく、業務用エアコンの内部洗浄がなぜ必要不可欠なのか、具体的な例やデータを交えて解説していきます。エアコン内部の洗浄が店舗や施設の経営にどの
ような影響を与えるのか、長期的な視点でのメリットと洗浄を怠ることによるリスクについて深掘りしていきます。
1. 内部洗浄の根本的な目的とは?
業務用エアコンの内部洗浄の根本的な目的は、エアコン内部に蓄積される汚れやカビ、細菌を除去することで、健康的で効率的な空気環境を維持することです。エアコンは、フィルターを通じて空気を取り込み、室内に循環させる役割を果たしますが、取り込んだ空気中にはホコリや汚れ、微細な粒子が含まれています。これらの汚れは時間が経つにつれ、エアコン内部のフィルターや熱交換器に付着し、蓄積されていきます。
これらを洗浄することで取り除き、冷却の効率化、臭いの軽減、店舗環境の快適化をすることができます。
1.1 健康リスクの防止
エアコン内部に溜まった汚れは、エアコンの冷気とともに空気中に再び放出されます。この空気にカビの胞子が空中に飛散することが原因でアレルギーや呼吸器系のトラブルが発生することがあります。特に、カビや細菌が繁殖することで、室内の空気質が著しく低下し、従業員やお客様の健康を害するリスクが高まります。飲食店や医療施設では、空気環境の悪化は衛生問題に直結し、信頼を失う原因となりかねません。
1.2 エアコンの効率低下を防ぐ
エアコン内部の汚れが増えると、熱交換器の働きが阻害され、エアコンの効率が低下します。これにより、フルパワーで稼働することになり、設定温度に達するまでの時間が長くなり、電力消費が増加します。結果として、エアコンの運転コストが高くなり、電気代が増加するという悪循環に陥ることになります。
1.3 機器寿命の延長
定期的な内部洗浄を行うことで、エアコンの内部部品が汚れによって劣化するのを防ぎ、機器の寿命を延ばすことができます。内部が汚れている状態でエアコンを長時間稼働させ続けると、部品が過剰な負荷にさらされ、故障の原因となります。これにより、高額な修理費や早期の機器交換が必要になるリスクが高まります。
ドレンポンプなどは通常エアコン内部にあり、外からは見ることはできません。
しかし、内部洗浄を怠ることで排出される水がヘドロのようになり、ドレンポンプのつまりなどを引き起こすことになり、これらもエアコンの寿命を短くさせる要因になります。
2. 業務用エアコンの汚れの蓄積過程
業務用エアコンは、一般家庭用エアコンに比べて大きな空間を効率よく冷暖房するために設計されています。そのため、稼働時間も長く、空気中の塵や汚れが大量にエアコン内部に取り込まれることになります。特に、以下のような環境では、汚れが早く蓄積される傾向があります。
2.1 飲食店
飲食店では、調理の過程で発生する油煙や煙が空気中に漂い、エアコンに吸い込まれます。特に油物を提供する店舗はこれにより、エアコン内部に油分が付着し、ホコリや塵と結びついて固まりやすくなります。油分がエアコン内部に蓄積されると、冷暖房の効率が低下するだけでなく、内部でカビが繁殖しやすくなります。カビは空気中に放出され、衛生環境を損なうだけでなく、顧客や従業員の健康にも悪影響を及ぼします。
内部に関してはもちろんですが、特に飲食店ではフィルター洗浄が重要になります。
大気中の油分が多いため、ホコリに油分がつき通常のフィルター洗浄では取りきれないほどの汚れになることもあるため、定期的なフィルター洗浄が必要になります。
2.2 医療施設・お子様の預かる施設
医療施設では、衛生環境が非常に重要です。患者やスタッフが長時間過ごす空間において、空気の質が悪化すると、感染リスクが高まる可能性があります。エアコン内部にカビや細菌が繁殖していると、それが空気中に拡散し、呼吸器系の疾患やアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に免疫力が低下している患者にとっては、空気質の悪化は大きな脅威となります。
保育園や幼稚園なども同様で免疫力の弱いお子様を預かるような環境では目に見えない空気もしっかりと管理する必要があります。
上記にも記載しましたが、エアコン内部のカビ菌が冷暖房の空気とともに大気中に悲惨し
それらを吸い込むことでアレルギー症状の「くしゃみ・せき・喉の不調」などを引き起こします。
2.3 オフィスビル
オフィスビルでは、多くの従業員が一日中エアコンの効いた環境で作業を行っています。内部の汚れが蓄積したエアコンを使用していると、作業効率が低下し、健康問題が発生するリスクが高まります。さらに、エアコンの効率が低下すると、エネルギー消費が増え、会社の経費が増加します。
人が多く集まる環境ではその分冷却力を必要とするため、稼働が長くなり、稼働が長くなればもちろん内部は汚れていきます。
従業員の快適な職場環境を提供するのも管理者の大きな仕事の1つです。
3. 内部洗浄を怠った場合のリスク
業務用エアコンの内部洗浄を怠ると、どのようなリスクがあるのでしょうか。ここでは、具体的なリスクについて解説します。
3.1 健康被害
最も深刻なリスクは、空気質の悪化による健康被害です。エアコン内部に蓄積されたカビや細菌が空気中に放出されると、アレルギー症状である「くしゃみ」や「せき」の症状がでます。従業員やお客様にこれらのアレルギー症状や呼吸器系の疾患が発生する可能性があります。特に、幼児や高齢者、免疫力が低い人々にとっては、これらのリスクは深刻です。
呼吸器系に疾患などがある方はこれらを意識することが重要です。
3.2 エアコンの故障
内部が汚れた状態でエアコンを稼働させ続けると、部品に過剰な負荷がかかり、故障の原因となります。故障が発生すると、修理費用が発生するだけでなく、エアコンが使用できない間、店舗や施設の運営に支障が出る可能性があります。特に、夏場や冬場など、エアコンがフル稼働する時期に故障が発生すると、営業に大きな影響を与えることになります。
3.3 電気代の増加
エアコンはその空間の空気の循環です。エアコン内部に取り込む空気が多ければより効率的に冷やすことができます。ですがエアコン内部に汚れが蓄積されると、冷暖房効率が低下し、設定温度に達するまでの時間が長くなります。これにより、エアコンの稼働時間が増え、電力消費が増加します。結果として、電気代が増加し、経営コストが上昇します。特に、広い店舗や施設では、この電気代の増加が大きな負担となる可能性があります。
フィルターがついている場所が空気を取り込む場所になるので、フィルターの洗浄は定期的にしっかりと行いましょう。
4. 内部洗浄の頻度とタイミング
業務用エアコンの内部洗浄は、どのタイミングで行うべきなのでしょうか?理想的な頻度やタイミングについて解説します。
4.1 年に1〜2回の定期メンテナンス
一般的には、年に1〜2回の定期的な内部洗浄が推奨されます。これにより、エアコン内部の汚れが蓄積する前に取り除くことができ、効率的な運転を維持することができます。また、定期的な洗浄により、故障のリスクを減らし、エアコンの寿命を延ばすことができます。
タイミングとしては
冷房稼働前の3〜5月
冷房稼働終了の10〜12月
このタイミングが内部洗浄のタイミングの目安になります。
4.2 季節の変わり目に合わせたメンテナンス
業務用エアコンは、夏季や冬季に特に稼働が多くなります。これらの時期が過ぎた後に内部洗浄を行うことで、次のシーズンに備えたメンテナンスを行うことができます。季節の変わり目にエアコンの内部をクリーニングしておけば、次に使用する際に効率的な運転が可能になります。
フィルターの洗浄はメーカー推奨は2週間に1度です。
少なくとも稼働シーズンは月に1度のフィルター洗浄を心がけましょう。
4.3 エアコンの異常を感じた際に早急に対応
エアコンの運転音が大きくなった、冷暖房の効きが悪くなった、水が漏れてきたなどと感じた場合は、内部洗浄が必要なサインかもしれません。こうした異常が見られた場合は、早急に専門業者に依頼して内部洗浄を行い、さらなる悪化を防ぐことが重要です。
5. プロの業者による内部洗浄の利点
業務用エアコンの内部洗浄は、専門的な知識と技術が必要です。プロの業者に依頼することで、以下のような利点があります。
5.1 専門的な診断と徹底的な洗浄
プロの業者は、エアコンの状態を正確に診断し、最適な洗浄方法を提案してくれます。
エアコンを分解し内部の隅々まで徹底的に洗浄することで、効率的な運転を維持することができます。
この際分解洗浄をしっかりできる業者を選択する必要があります。
5.2 安全かつ迅速な作業
業務用エアコンの内部洗浄は、店舗や施設の営業に影響を与えないよう、迅速かつ安全に行う必要があります。プロの業者は、作業効率を最大限に考慮し、最短時間でエアコンを清潔な状態に戻すことができます。また、作業中の安全対策も徹底しているため、設備や建物に損傷を与えるリスクが低いです。
営業時間外や店舗の定休日など時間をしっかりととっての洗浄が重要になります。
そして、養生も大切なポイントです。エアコン内部は水が溜まっていることもあるため作業スペースの確保、適切な養生をする必要があり、それらを行うことで安心かつ安全な作業ができます。
5.3 メンテナンススケジュールの提案
プロの業者は、エアコンの状態に応じた最適なメンテナンススケジュールを提案してくれます。定期的な洗浄や点検を行うことで、エアコンの性能を最大限に引き出し、故障のリスクを最小限に抑えることができます。
内部洗浄は
冷房稼働前の3〜5月
冷房稼働終了の10〜12月
フィルター洗浄は最低でも月に1回
これらを管理することで最適な空間を提供できます。
6. まとめ
業務用エアコンの内部洗浄は、店舗や施設の運営において非常に重要なメンテナンス作業です。定期的なクリーニングを行うことで、店舗環境の空気質の改善、エアコンの効率向上、機器の寿命延長が期待できます。
洗浄を怠ると、健康リスク、故障、電気代の増加など、経営に直接的な悪影響を与える可能性があります。
プロの業者に依頼して定期的に内部洗浄を行い、快適で安全な環境を維持することで、顧客や従業員にとってより良い空間を提供し、長期的なコスト削減を実現していきましょう。
業務用のエアコンの洗浄についてもお気軽にご相談ください!