業務用エアコンの内部洗浄の方法・詳細
地元世田谷区を中心に
ハウスクリーニングを行なっている
ハピネスクリーン 服部です!
なんか急に涼しく
いやちょっと肌寒いくらいの気温に
一気になりましたね!
過ごしやすい反面
この時期も体調管理にはお気をつけください!
寒暖差の影響で体調管理が難しいですが
しっかりとコントロールして
体調面も衣替えしていきましょう!
涼しくなるとお役御免になってくるのが
エアコンですね!
このタイミングでエアコンクリーニングを行う方も
増えております!
壁掛けエアコンは洗浄はメジャーになってきておりますが
業務用のエアコンの内部洗浄について
細かく解説していきます!
天井埋め込み型の業務用エアコンの内部洗浄方法
業務用エアコンの中でも、特に天井埋め込み型(カセット型)は、商業施設やオフィスビル、店舗などで広く使用されています。天井に設置され、室内のデザインや空間の活用に優れたこのタイプのエアコンは、効率的な冷暖房を提供する一方で、内部の汚れが蓄積しやすく、定期的な洗浄が必要です。汚れが放置されると、空気の質やエアコンの性能に悪影響を及ぼし、エネルギー効率も低下します。この記事では、天井埋め込み型業務用エアコンの内部洗浄方法について、具体的な手順や注意点を詳しく解説します。
1. 天井埋め込み型業務用エアコンの内部構造と洗浄の重要性
まず、天井埋め込み型業務用エアコンの内部構造について理解することが大切です。このタイプのエアコンは、天井内にユニット本体が設置されており、外部には吹き出し口(グリル)やフィルター部分のみが見えます。内部には以下のような主要部品があります。
・フィルター:空気中のホコリや汚れをキャッチする部品です。
・熱交換器(アルミフィン):冷暖房の際に空気を効率的に冷やしたり、温めたりする部分です。
・ファン(送風機):冷暖房した空気を室内に送り出すための部品です。
これらの部品には、使用するにつれてホコリ、カビ、油分、その他の汚れが溜まっていきます。特に、天井に埋め込まれたエアコンはメンテナンスがしにくいため、汚れが蓄積しやすく、結果的にエアコンの効率が悪化します。以下に、洗浄を怠ることで生じる代表的な問題を挙げます。
・冷暖房効率の低下:内部の汚れが熱交換器やフィルターに蓄積すると、エアコンが効率的に動作しなくなり、設定温度を維持するために余分なエネルギーが必要になります。
・電気代の増加:効率が悪化することで、電力消費量が増加し、結果的に電気代が高騰します。
・異臭の発生:カビやホコリがエアコン内部に蓄積すると、運転時に不快な臭いが発生します。これは室内の空気の質にも影響を与え、従業員や顧客の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
・健康リスクの増加:カビやアレルゲンが空気中に放出されると、アレルギー症状や呼吸器系の問題を引き起こすことがあります。エアコンをつけた時に「くしゃみ」「せき」「喉のイガイガ」などこのような症状がおこるのがアレルギー症状です。
これらアレルギー症状は内部のカビによって引き起こされることが大半です。
これらの問題を防ぐために、天井埋め込み型エアコンの定期的な内部洗浄は非常に重要です。以下に、具体的な洗浄手順をステップごとに解説していきます。
2. 天井埋め込み型業務用エアコンの内部洗浄手順
エアコンの内部洗浄は、専門的な技術や適切な工具を必要とするため、プロの業者に依頼するのが一般的です。しかし、基本的な手順を理解しておくことで、作業がどのように行われているのかを把握し、適切な業者選びの参考にすることができます。以下は、天井埋め込み型エアコンの内部洗浄手順です。
2.1 準備作業
洗浄を開始する前に、まずは適切な準備が必要です。準備段階では、以下の手順を行います。
1. 電源の遮断:安全のために、エアコンの電源を完全に遮断します。これは、誤ってエアコンが動作することによる事故や、電気系統の故障を防ぐために重要です。基本的に業務用エアコンはブレーカーを落とす必要があり、動力源のブレーカーになるため、ブレーカーの位置の確認も必要になります。
2. 作業スペースの確保:エアコンの下に作業スペースを確保し、必要に応じて家具や備品を移動させます。また、エアコンから落ちる汚れや水分を防ぐために、養生も重要なポイントになります。床にビニールシートやタオルを敷いて保護します。
移動可能なものに関しては移動しておくと良いでしょう。
2.2 フィルターとグリルの取り外しと洗浄
エアコンの表面部分であるフィルターとグリルは、最初に取り外して洗浄します。フィルターにはホコリが蓄積しやすいため、定期的に手入れを行うことが推奨されています。
フィルターがホコリでいっぱいになるとエアコン内部に空気を取り込めないため、エアコンの効きが悪くなる原因になります。
1. フィルターの取り外し:天井に設置されているフィルターを慎重に取り外します。この部分にはホコリが溜まっているため、取り外しの際に周囲に飛び散らないように注意します。
2. フィルターの洗浄:フィルターを水で洗い流し、必要に応じて中性洗剤を使用して汚れを落とします。洗浄後は、しっかりと乾かしてから再度取り付けます。
3. グリルの清掃:グリル(吹き出し口の部分)は、フィルターと同様に汚れやホコリが付着しやすい場所です。柔らかい布やブラシで丁寧に清掃し、目立つ汚れがあれば中性洗剤で拭き取ります。
2.3 本体カバーの取り外し
フィルターとグリルを洗浄した後、エアコン本体のカバーを取り外します。このステップでは、エアコン内部にアクセスしやすくするための作業です。
1. 本体カバーの取り外し:エアコンの本体カバーは、ネジで固定されている場合が多いため、ドライバーを使用して取り外します。慎重に行わないとカバーや内部の部品を損傷する可能性があるため、細心の注意が必要です。
2. 内部の確認:カバーを外した後、エアコン内部の状態を確認します。ここで、ファンや熱交換器にどれだけ汚れが溜まっているかをチェックします。
2.4 高圧洗浄機を使った内部洗浄
エアコン内部の洗浄には、高圧洗浄機を使用して、熱交換器やファンなどに溜まった汚れを徹底的に取り除きます。
1. 高圧洗浄機の準備:専用の高圧洗浄機を使用して、エアコン内部を洗浄します。この際、洗浄液や水が周囲に飛び散らないように、ビニールカバーなどでエアコン周りをしっかりと保護します。
2. 熱交換器の洗浄:熱交換器は、冷暖房の効率に大きく影響する部分です。高圧洗浄機を使って、熱交換器に付着したホコリやカビを徹底的に除去します。特に、飲食店などで使用されるエアコンは油分が付着しやすいため、専用の洗浄液を使用することが推奨されます。
3. ファンの洗浄:ファンに汚れが蓄積すると、風量が低下し、エアコンの効率が悪化します。ファンに対しても高圧洗浄を行い、汚れをしっかりと除去します。
2.5 配管の洗浄
エアコンの冷媒配管やドレン配管も汚れや詰まりが生じることがあります。特に、ドレン配管が詰まると、水漏れの原因になるため、定期的な清掃が必要です。
1. ドレン配管の洗浄:ドレン配管は、エアコンが除湿する際に発生する水を排出する役割を果たしています。この配管が詰まると水漏れが発生するため、専用の洗浄剤を使用して配管を清掃します。
2.6 仕上げと組み立て
内部洗浄が完了したら、エアコンを元通りに組み立てます。
まとめ
業務用エアコンは分解する部分・パーツが多いため、しっかりと経験・知識のある業者を選択肢作業を行う必要があります。
また内部の確認が通常できないため、しっかりと汚れを見極め汚れに応じて洗剤等調整してくれる業者を選ぶ必要もあります。
実績を調べた上で業務用エアコンの洗浄先をきめましょう。