エアコン内部 スライム汚れができる条件・要因
地元世田谷区を中心に
ハウスクリーニングを行っている
ハピネスクリーン 服部です!
そろそろ敬老の日ですね!
何か準備しましたか?
うちでは妻が子供たちの写真を
アクリルキーホルダーにしていました!
スペースが余ったらしく私のところにも
小さい頃の子供たちの写真が入った
キーホルダーをくれましたがなかなかいいですね!
まだまだ日中は暑いですが
朝晩は少し過ごしやすい感じになりましたね!
ここから冬のスピードが早そうで・・・
秋が短くて少し寂しいです・・・
金木犀も少しでも長く持ってくれるといいなぁと思います!
ここ何回かエアコンの詰まりに関した記事を書きましたが
その要因になっている【スライム】汚れについて
解説とできる条件などまとめてみたので
ぜひチェックしてみてください!
まずはスライム汚れについてです!
このエアコン内部の「スライム」は、まさにその通りのプロセスで生成されます。エアコンが部屋の空気を吸い込んで冷やす際、空気中の水分が冷やされて水滴(結露水)となり、ドレンパンという受け皿に溜まります。
同時に、空気中に漂っているホコリ、カビの胞子、ダニの死骸、花粉などもエアコン内部に吸い込まれ、この結露水と混ざり合います。
湿ったドレンパンの中で、これらの汚れがカビや細菌の栄養分となり、ぬるぬるとした粘液状の固まり、つまり「スライム」が形成されるのです。
このスライムが、排水のためのドレンポンプやホースを詰まらせ、水漏れなどのトラブルを引き起こします。
お風呂の排水口にできるヌメリとよく似ていますね。エアコン内部は、このヌメリが発生しやすい環境になっている、ということです。
画像のようによく見るとピンク色になっていて
ヌメリもあるため、まさにお風呂でできるものと同じです!
次にこのスライムが出来やすい条件について
確認していきます!
なぜ、あなたのエアコンは「スライム」ができやすい?
エアコン内部にドロドロとした「スライム」ができる主な原因は、「カビやホコリの栄養分」と「湿度の高さ」です。
この2つの条件が揃うと、スライムは驚くほどの速さで増殖していきます。
ここでは、特にスライムができやすい条件や環境について詳しく見ていきましょう。
1. 高温多湿な環境
日本の夏は、エアコン内部がスライムの温床になりやすい、
まさに絶好の環境です。
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高い湿度: 湿度が70%を超えると、カビや細菌が活発に繁殖し始めます。エアコン内部は結露水で常に湿っているため、カビの胞子がどんどん増えていきます。
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高い気温: 20℃から30℃は、多くのカビや細菌が最も活発に活動する温度帯です。夏場のエアコンは、稼働中も内部がこの温度帯になることが多く、スライムの成長を加速させます。
特に、梅雨の時期や冷房を頻繁に使うご家庭では、内部が常に湿った状態になるため、スライムができやすくなります。
2. 部屋の汚れやホコリ
エアコンは、部屋の空気を吸い込んで冷やしたり温めたりします。このとき、空気中に舞っている様々な汚れも一緒に吸い込んでしまいます。
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ホコリ、ダニ、花粉: 部屋の隅に溜まっているホコリや、目に見えないダニの死骸、花粉などは、スライムを形成するカビや細菌にとっての「栄養源」となります。
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油汚れやタバコのヤニ: キッチンに近い場所に設置されたエアコンは、調理中の油煙を吸い込みやすく、この油分がスライムの粘着性をさらに高める原因になります。また、タバコを吸うご家庭のエアコンも、ヤニがドレンパンに付着し、スライムができやすくなります。
3. 普段のお手入れ不足
フィルター掃除はしていても、内部の洗浄まで行う方は少ないのではないでしょうか。
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フィルターの目詰まり: フィルターがホコリで目詰まりすると、空気の吸い込みが悪くなります。これにより、エアコン内部にホコリが溜まりやすくなり、スライムの材料が増えてしまいます。
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内部乾燥の不足: 冷房使用後、すぐに電源を切ってしまうと、内部に溜まった結露水がそのままになり、カビの繁殖を促します。最近のエアコンに搭載されている「内部クリーン」や「送風運転」機能を活用することで、この状態を防ぐことができます。
このように最近の日本の環境はスライムが生成されやすい環境になっています!
最近は特に湿度が異常なほど高く、常に湿気を感じることが多いと思います。その状況下でエアコンを使うことは仕方のないことですが、それがスライムを作り出す環境として適してしまっているのです。
最後に【対策】として
スライムを防ぐための対策
スライムを防ぐためには、日頃からエアコンを清潔に保つことが重要です!
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フィルターをこまめに掃除する: 2週間に一度はフィルター掃除を行い、ホコリの侵入を減らしましょう。
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送風運転や内部クリーン機能を活用する: 冷房や除湿を使い終わった後は、必ず1~2時間ほど送風運転を行い、内部をしっかりと乾燥させましょう。必要であれば、この場合送風ではなく、暖房運転もより効果的になります。
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定期的な専門業者によるクリーニング: どんなに気をつけていても、内部に溜まる汚れを完全に防ぐことはできません。使用頻度が高い環境にあるエアコンは1年に1度そうでない場合も1~2年に一度は、プロの分解洗浄で内部の汚れを徹底的にリセットすることをおすすめします。
これらの対策を実践することで、スライムの発生を抑え、エアコンをより長く、快適に使うことができます。
そのままエアコンを暖房に持ち越さず
しっかりと内部を綺麗にした状態で冬をお迎えしましょう!